2022/09/12

保育士の専門学校は、実学に強いのが特徴です。大学や短期大学でも資格が取れるところは多いですが、専門学校に比べると理論に重きを置いています。しかし、実際に保育の現場で働くにあたって重要なのはやはり実戦的スキルでしょう。専門学校はそれがほかの選択肢に比べて診につきやすいです。
例えば、実習が多く組まれているカリキュラムが多いです。保育園や幼稚園など付属の施設や提携先の施設で子供たちと接していきます。保育士として働く場所と同じ環境で学べるので、すぐに役立つ知識や能力が身につくこととなります。どの程度実習があるのかは学校によって異なる所ですので、学校選びの際にはこちらも参考にしてみると良いでしょう。
環境も、保育士になりたいという方が入学してくるので、自分も目的意識を高めて学習できる環境です。他の分野の専門学校は必ずしも資格が取れるところではないため、学生のやる気にばらつきがあります。また、大学の場合は進路として保育士以外の選択もしやすい環境であるため、みんなが同じ目的で学んでいるとは限りいません。その点、専門学校は選択肢が比較的狭まってしまう反面、だからこそみんな目的がはっきりとしてやる気がある人が多い環境になっています。
これは、自分のやる気を高める場合においても役立つといえるでしょう。保育士になるルートは人によって適しているものが異なります。したがって、選ぶ際にはこういった事情を参考にして選びましょう。